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実践が決め手:PBLのすすめ(1) 

◆第1回◆『なぜPBLが注目されるのか』

この連載コラムでは、実践的な教育手法として注目されているPBLについて書いていきます。PBLを上手く効果的に行うための方法や、PBLの教育効果などについて、各回にテーマとなるキーワードを取り上げ、それをもとに進めていきたいと思っております。どうかよろしくお願いいたします。
 PBLとは教育方法のひとつですが、何故これほどPBLが注目されているのでしょうか。日本の産業は高品質の製品を大量生産することを得意としてきました。しかし現在、高価な付加価値の高い白物家電が好調に売れていることが象徴しているように、付加価値の高い製品やサービスを設計できる力が企業に求められています。
情報システムの構築においても企業の抱える課題を情報システムにより解決できる設計力が求められています。家電製品や情報システム(家電製品も情報システムのひとつですが)は高度化・複雑化が進むなかで、専門技術をもった複数メンバで課題を解決できる力が必要となっています。
 講義形式の教育では個人の知識や技術を高めることができても、複数メンバで課題を解決するスキルを身に付けることはできません。このため複数メンバで課題を解決するスキルを身に付けることを目的とした教育方法であるPBLが注目されている訳です。では次回以降、それをもう少し深堀りしていきたいと思います。
(駒谷 昇一)